人生、後悔しないためには何にお金を費やすべきなのでしょうか。
「モノ」に対する欲はキリがありません。新品の家電製品を買っても、新品でいられるのはわずかの時間ですし、翌年には新しいモデルが発売されることは明白なことです。
それに対して「記憶」は自分の人生の一部として永遠に残るもの。記憶は自分が生きていたという証なのです。
お金も時間も限りある人生、その「記憶」のために使いたいものです。
その「記憶」のためにお金を費やすべき5つのことを挙げてみました。
1.教育・学び
「学ぶ」という行為は学校にいる時だけではなく、一生続けるべきものです。学ぶということを通して、人は知識を蓄え、見識を深めることにつながるからです。
外国語でも、資格でも、学ぶことによって自分の視野を広げることを続けるべきでしょう。
2.旅行
旅行はときに高価である可能性はありますが、一生の思い出を創り出してくれます。たとえそれが一生忘れることのできない悪い経験であっても。悪い経験は後々、笑い話になるものです。
ヨーロッパ旅行が、時にノートPCに相当するくらいの料金になります。しかしそれもアルプス山脈をバックパッカーとして旅する経験に匹敵するものではないでしょうか。
3.音楽
音楽といっても、楽器の演奏をすることがオススメです。楽器の演奏を覚えれば子どもに教えることができ、それがまた記憶となります。
4.書籍
本は、読む人それぞれが著者の言葉を頭の中でイメージしますが、読む人によってその形成するイメージは全く異なります。
そのイメージした記憶をモノとして、世代を超えて伝えていくことができるのが本です。
本は、ページをめくることで、人によって全く異なる世界を探検できる入口となるのです。
5.食
「経験したことのない食事」と「旅行」を同時並行してみることです。旅行をした際は、バッグを買うのに大金をはたくのではなく、すばらしい食べ物を味わいましょう。
異文化の料理教室に参加してみることです。例えば、イタリアの料理教室では、本場のシェフからブドウ園で素敵な料理を習うことができます。またそれを持ち帰って友達や家族に教えることもできます。
目の前のモノの対する欲求に対してではなく、「記憶」を創りだすことにお金を使うことを覚えて人生を送ってみてはいかがでしょうか。
すべてのお金を「記憶」のために使う必要はありませんが、そのようにしていれば後悔することはないでしょう。
Source:5 Things We Should Spend More Money On, And 5 Things We Should Not