日々続ける節約は、金銭的な効果を生むだけでなく、その基本を心得ることで、長く続く人生にも応用可能となる場合があります。
今回は、節約術をより広い形で利用できるよう、纏めてみました。きっと貴方の人生のヒントになってくれることでしょう。
「無駄を減らす」という生き方
まず、無駄なものを買わない、物を増やさないという節約にとって必須ともいえる考え方は、その人のあらゆる生活部分に適用することができます。
不必要にため込み、物を増やしすぎると、物理的にも精神的にも視界が狭くなるものです。必要なものは必要な時に。使わないものは迷わず捨てましょう。そうして生活の無駄を減らしてゆくことで、人生の無駄を減らすことにもなるということです。
「合理的に行動する」という生き方
合理性は、より良い生活を送る上で特に必要となります。節約についていえば、その方法を考慮する際に、効果を予測し、高い効果を得られるもののみを実践する等といった行動がそれになります。
これは節約だけでなく仕事や勉強など、成果を必要とする作業でも応用できる基本的な考え方と言えるかもしれません。
有限性を知る
時間の有限性を理解し、その範囲でできることをするようにしましょう。完璧主義になるのではなく、ベストと尽くすことがまずは大切なのです。
優先順位をつける
有限性を理解したら、その中でやるべきことを列挙していくわけですが、それらを思いついた順に実行に移すのでは埒があきません。列挙した物事に優先順位をつけ、上位のものから順に行うようにしましょう。
予定を組み、時間と労力を割く
優先順位を付けた物事を実行する為に必要な時間と労力を見積もり、適切なタイミングで実行する為にはスケジュールを作成する必要があります。記述しなくとも、頭の中に留めておいても構わないでしょう。スケジュールは常に練り直し、なるべくその通りに物事が運ぶように段取りを行うのです。
効果を顧みて、必要な点を改善する
スケジュールに沿って実行した物事の結果は、後々必ず顧みる必要があります。予測通りに進行できたか、結果はそれに見合っていたか、やる価値のある計画だったか等です。そして次のスケジュールに生かしてゆくのです。