医療保険には二つある!
医療保険をこれから選ぶ人に知っておいてもらいたいのがその種類です。医療保険には掛捨型と貯蓄型の二つがありますが、この二つは大きく違います。
掛捨型はその名の通り、払い込んだ保険料は戻ってきませんが、貯蓄型は払い込んだ保険料が還ってくることがあります。保険料の還付を受けるには条件があり、一定額以上を保険料として払うと、60歳や70歳になった際に還付金が貰えるのです。
一見、還付金が貰える貯蓄型が良いように思えますが、掛捨型は貯蓄型よりも保険料が安いという違いが有ります。
場合によって使い分けたい二つの医療保険
どちらのタイプの医療保険にも良い面、悪い面があります。貯蓄型の医療保険は見方を変えれば老後資金のための貯金ともみなせます。
そのため老後資金を多角化したいという人は選んでみても良いでしょう。また、保険の見直しをする予定もないという場合にも、長期的にみて割安な貯蓄型の医療保険の方が良いでしょう。
掛捨型の医療保険は医療費自体が5千円以下と安いですから、第二の医療保険として掛けることも良いでしょう。
また、他にも医療保険を契約する際にも解約しやすい掛捨型の医療保険は、おすすめできる選択肢です。
気をつけたい貯蓄型医療保険のリスク
貯蓄型の医療保険は思わぬリスクも有ります。基本的に払い込んだ保険料に相応した還付しか受けられないために、インフレが進んだ際には還付金も減価してしまう可能性があります。
また、解約をした際には払戻金の額も大きく減ってしまうというリスクも有ります。
掛捨型にはこういったリスクはないですし、商品数も多くて選びやすいので初心者にはこちらをおすすめしておきたいところです。