うつ病になってしまったら
うつ病になってしまうと医療保険に入りづらくなってしまいます。しかし、特定疾病不担保制度のように、うつ病であっても医療保険に加入しやすくなる制度もあります。しかし、この制度の欠点は、うつ病は補償されないという点が難点です。
そこで活用したいのが引受緩和型医療保険です。これは通常よりも高い保険料を支払うことで、うつ病やその他の疾病を患っていても入れる医療保険のことです。
エイワン等の保険会社が提供していますが、保険料は高いのに、支払われる保険金は少ないという点が欠点でしょう。
所得補償保険という選択肢
高い保険料が払えないという場合には、所得補償保険を利用してみるのも良いでしょう。所得補償保険は、何らかの事情で働けなくなった際に、一定の期間でそれまでの所得の一定額を保険金として支給してくれるものです。
うつ病などを患っていても、所得補償保険は医療保険よりは入りやすいこともあり、医療保険に入れなくて悩んでいる人におすすめです。
うつ病は長期間の治療が必要になってきますが、所得補償保険は正にこういった長期間の療養には強い保険です。
しかし、高額医療費には対処しきれないといった点はありますから、うつ病に備える目的だけに所得補償保険に加入するといった、目的を絞った利用が大事です。
医療保険選びの際にはうつ病時の規定を確認しよう
医療保険によっては、うつ病になっても保険金が下りないこともあります。規約によっては、うつ病時に保険金が下りるためには入院が必要なこともありますが、うつ病時には入院よりも通院が一般的です。
そのため、自分の加入している医療保険の支給条件は、しっかりと確認しておくと良いでしょう。もしもの際に困らないためにも、医療保険選びの際にしっかり検討しておくことが大事です。