高還元率カードのクレジットカードにサービス改悪の波が訪れています。
JACCSは「KAMPO STYLE CLUB CARD(漢方スタイルクラブカード)」について、2015年12月よりサービス改定を行うと案内しています。
還元率は1.75%から1.5%に減少、ボーナスポイント付与基準も改定
一般的なクレジットカードと比較して、かなり高い還元率を誇るカードとして著名な「KAMPO STYLE CLUB CARD」。月間の利用金額2,000円(税込)ごとに7ポイントが貯まるシステムで、その還元率は1.75%にのぼります。
しかし、JACCSは2015年12月請求分より、以下の2点のサービス改定を行うと案内しています。
まず1つめのサービス改定が、通常ポイントに関する部分です。先の通り、2015年11月請求分までは2,000円(税込)ごとに7ポイントが貯まるシステムで運用されますが、2015年12月請求分からは2,000円(税込)ごとに6ポイントに改定されます。これは先日お伝えした「REX CARD」と同様のサービス改定ですね。
また、リボ払いのポイント付与は従来2,000円(税込)ごとに9ポイントでしたが、2015年12月請求分からは2,000円(税込)ごとに8ポイントに改定され、ポイント還元率は2.25%から2%となります。
さらに、サービス改定の波は「ボーナスポイントの付与基準」にも及びます。年間3,500ポイント以上のポイントを獲得した場合、従来は500ポイントをボーナスポイントとして獲得できましたが、2016年2月以降は350ポイントしか獲得できないことになります。付与率が3割も減少してしまいました。
こうした高還元率クレジットカードのサービス改悪の裏側については先日解説しましたが、カードホルダーとしては残念でなりませんね。
Source:JACCS