確定拠出年金の運用をどうしよう…
確定拠出年金は、自分で運用して年金を増やしていく制度です。確定拠出年金の運用で投資信託を選ぶ人も多いですが、投資信託には二つの種類があることを知っておきましょう。
一つがパッシブファンドです。これはインデックス・ファンドとも呼ばれますが、日経平均程度のリターンを目指すというローリスクな投資信託です。
もう一つがアクティブファンドです。これはパッシブファンド以上のリターンを目指す投資信託で、ハイリスク・ハイリターンな投資信託になっています。
投資信託の投資対象には海外債権や不動産、日本株など色々ありますが、まずはその投資信託がパッシブファンドなのか、アクティブファンドなのかを知っておきましょう。
積極的に攻めたいならばアクティブファンドがおすすめですが、老後資金を着実に増やしたい際にはパッシブファンドにする、といったように選択できます。
確定拠出年金ならではの強みを活かそう
確定拠出年金には大きなメリットが有ります。その一つが手数料の優遇です。
確定拠出年金向けに購入できる投資信託は、通常よりも手数料が安くなっていることが多く、投資信託選びでは確定拠出年金ならではの強みが活かせませす。
他にも税金面でも確定拠出年金は優遇されています。通常は株や投資信託で得た利益には20%の税金がかかりますが、確定拠出年金の場合は途中では税金はかかりません。
そのため、確定拠出年金は長期で運用すればするほど、複利効果を期待しやすくなります。普通に投資信託をしていれば毎年税金で利益から引かれて複利効果も少なくなってしまうのです。
こうした確定拠出年金の旨味を活かすには、上手く投資信託を資産配分に組み込んでいくことが大事です。自分のための年金ですから、しっかり考えて資産運用してみましょう。