ペットのためにペット保険の加入を検討しているという人に、知っておいて欲しいことがあります。ペットの保険といえど、人間の保険と同じように思わぬ落とし穴があるのです。
病気のペットは基本的に加入できない
例えば、ペット保険では病気のペットは基本的に入れません。これは人間の保険と同じですが、ペットの保険は病気が回復した後もペット保険に加入できないこともあります。
例えば悪性腫瘍になったことがあるといった場合には、加入が拒否されることが大半です。だからこそ、ペット保険は早めの加入が大事なのです。
入院しても補償されない!?
ペット保険に入っても入院時に補償されないこともあります。例えば「5日間の入院までは保証対象外」というようなケースです。
ペットの病気で5日間の入院で治ってしまうものは多く、もしものためにと思って加入したペット保険が使えないという事態も引き起こしてしまいます。ペット保険に入る際には約款や評判を調べることは必須と言ってよいでしょう。
また補償割合という言葉も注意しておきたいポイントです。補償割合とはペットの治療費がかかった際に、どれだけかかった治療費を補償してくれるかといった割合のことで、50%や100%など保険によって様々です。
簡単に補償割合が高ければ良いというものでもなく、限度額という点にも注意しないといけません。治療費が100万円かかった場合、補償の限度額が50万円程度だとすぐに限度額いっぱいになってしまい、補償割合が例え100%でも50万円しか補償してもらえないことになります。
ペット保険が使いにくいわけ
そもそもこうした落とし穴があるのは、ペットの治療費が高額で補償を払う保険会社の負担が大なのにもかかわらず、ペット保険にかけられる金額は人間の保険のようには出せる飼い主が少ないことです。こういった矛盾が奇妙な約款を生んでいます。
またペット保険については「大事な家族の一員だからこそ、知っておきたいペット保険」の記事も参考にしてみてください。