老後資金はどうやって作れば良いかわからない人へ
老後のことは早め早めに考えておかないといけませんが、何から始めたら良いのかわからないという人も少なくありません。そんな人にオススメしておきたいのが個人年金保険です。
個人年金保険は簡単に続けていける点が魅力で、仕事で忙しい人も労力をかけずに老後資金が作れます。基本的に運用の知識はいらないですし、保険料を収めるだけで老後資金ができあがります。
個人年金保険は、言ってみれば老後資金に使える定期預金と思っても良いのですが、個人年金保険ならではの利点もあります。例えば、個人年金保険では定年を迎えた際に、一気にそれから貰う個人年金保険を全額受け取れるといった、柔軟な年金の受け取り方をしている個人年金保険もあります。
通常の個人年金保険では受け取れるのは60歳からですが、それを70歳にまで受け取り開始日を伸ばせば、保険料額が大きく伸びるという個人年金保険もあります。
個人年金保険は、30歳から納めれば公的年金と合わせれば、十分に生活できるほどの年金が貰えるほどにお金はたまりますから、年金資金の中核にしておきたいものです。
選ぶ際に比較したいポイントとは
個人年金保険は何と言っても、保険会社によって利回りの差が激しいのが特徴です。
個人年金保険における利回りとは、年金を貰うまでに預けた保険料と実際に貰う年金の差のことです。利回りが103%程度という個人年金保険もありますが、利回りが115%を超える個人年金保険もあります。
この差は大きく、個人年金保険を選ぶ際には重視しておきたいですが、利回りが高いからといって倒産の危険がある、というものでもありませんから心配はいりません。
また、個人年金保険は加入する年齢によってお得な商品があります。30歳の人に最適の保険商品が50歳から加入する人にも最適とはいえません。こういった年齢ごとに最適な個人年金保険があることは知っておきましょう。