お金を貯めたい!たくさんの人が持っている願いですね。でも思うように貯められない人もたくさんいます。
お金を貯めるために必要なことは、実はたったひとつです。
「入るを計りて、出るを制す」
収入をよくよく計算してから、支出をそれより少なく制限する。
そんなの当たり前だよ!と思われるかもしれませんが、これができていないから、お金が貯まらない。というのが現実です。
実は「収入と支出を”年単位”で管理する」ことが大切だったんです!
収入は簡単にはあがらない、だったら支出を削りましょう
収入は「年収」と言って、年単位で表現することが多いですよね。「月給」「手取り」などと言う時は、その月の収入を指すことが多いと思います。
では、支出はどうでしょうか?「今月の食費は…円」「保険料は月々…円」など、月単位で管理することが多く、年単位で考えることは少ないのではないでしょうか。
支出の見直しというと、携帯代などの通信費や保険料などがよく取り上げられています。でも、実は見落としがちな嗜好品に無駄が隠れていることが多いのです。
お昼ごはんのついでに買ったそのコーヒー代、年間いくらになりますか?
最近どのコンビニチェーンでもコーヒー飲料に力を入れていますね。そして、コーヒーの横にはこれまた各社がしのぎをけずっているコンビニドーナッツが……。ついつい買ってしまう人も多いと思います。
では、人気のカフェラテを毎日必ず1杯、ドーナッツを1つ購入したとして計算してみましょう。
(カフェラテ200円+ドーナッツ110円)×365日=113,150円
年間11万円以上使っている計算になります。
これを、平均給与359万円(給与所得控除後の手取り262万円)(国税庁の調査による平成25年度の平均給与)の人に当てはめて考えてみます。
手取り額262万円のうち、113,150円は約4.3%。
この4.3%をどう感じますか?
一度だけ、年単位で収入と支出を計算してみてください
もちろん、カフェラテとドーナッツはほんの一例です。
毎日の癒しとしてどうしても買いたい人もいるでしょう。
問題は、その支出が収入のどの程度割合を占めるのかを把握して使っているかどうかなんです。
一度だけでいいので、月単位だけでなく年単位で考えてみてください。きっと自分の家計の無理や無駄が見えてくると思いますよ!