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必要?不要?月々100円で追加できる医療保険の「先進医療特約」

先進医療特約
医療保険に加入を検討する時、「100円程度足すだけで2,000万円までの保障がつきます」なんて営業をされたこと、ありませんでしょうか。
 
そう、「先進医療特約」です。「少額だし、どうなったら2,000万円が保障されるのかも分からない、けどとりあえずつけちゃえ!」というノリで加入している方も多いはず。
 
月100円ではあるものの、保険料を支払っていることは間違いありません。今回はその先進医療特約、結局のところ必要なのか不要なのか、考えてみたいと思います。
 

先進医療特約とは

「先進医療」とは、厚生労働大臣が定める特定の医療技術で、対象となる疾患、症状が決まっています。平成27年8月1日現在で107種類定められています。
 
「先進医療特約」は医療保険にプラスアルファできるもので、多くはがん治療のものが多く、医療技術の進展や患者のニーズによって先進医療として追加されるものもあれば、削除されるものもあります。
 
先進医療の治療を受けた場合、通常の治療とは違う「先進医療の技術料」に関しては、すべて自己負担となってしまいます。通常の治療と共通する部分(診察・検査・投薬・入院料等)の費用は一般の保険診療、つまり各保険制度により一部負担金(小学校入学以後70歳未満であれば3割負担)となります。
 
その自己負担の金額が大きくなってしまうために存在するのが「先進医療特約」。保険会社によって保障内容は異なりますが、通算で2,000万円まで保障されるというのが一般的に多いようです。
 

先進医療にはどれくらいの費用がかかるのか

高額ながん治療のための陽子線治療や重粒子線治療で250万円〜約300万円
 
最も件数の多い「前眼部三次元画像解析」で1回につき3,500〜4,000円という治療もあります。
 
先進医療のといっても107種類となると治療の範囲も広く、金額の幅も広いですね。

先進医療が必要か不要か、それぞれの意見

「先進医療は必要」という意見

・月々100円程度の追加で通算2,000万円までの保障が受けられるのであればお得。
・がんになる人が2人に1人と言われる時代。いつかは先進医療のがん治療を受けることになるはず。その際に300万円の自己負担はきつい。
・治療が受けられるか予測できない金銭的なリスクを月々100円で回避できるなら、気持ち的にも安心。

「先進医療は不要」という意見

・保険料が安く保障が大きいということは、もらえる確率も低いのでは?
・月々100円でも年間1,200円、10年間で12,000円。終身で考えると数万円になってしまう。
・大半が掛け捨て型なのでもったいない。
・先進医療の中身は常に変化しているので、いま先進医療になっている治療方法はいずれ保険適用となってしまい、先進医療は高額な医療費を軽減するという目的で加入していたはずなのにその機能を果たさなくなってしまうのでは?
 
 
先進医療特約が必要か、不要かについて見てきましたがいかがでしたでしょうか。やはりそれぞれの価値観によって加入すべきか否かの決定は異なるように思います。
 
特約の保険料自体は安いので、保険を売る側も売られる側も、先進医療特約は加入することが前提で話が進んでいることが実際は多いようです。特にウェブサイトの保険料試算では、特約が組み込まれた金額しか出ないことも。
 
小さな特約を考えるよりも、主契約である医療保険の中身を検討することに時間を費やしたほうがよいのかもしれませんね。
 
 

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