家や車は「資産」じゃない!?正しく知りたい「資産」と「負債」

マイホーム
資産という言葉を聞いて、どんなものを想像しますか?なにも資産は現金だけではありません。資産価値のあるものは、資産と呼ぶに値します。簡単に言えば、「売ればお金になるもの」を資産と言います。
 
では、いま自分はどんな資産を持っているのかを考えてみましょう。マイホーム、マイカーなどをあげた方、その認識は実は間違っています。ローンの残った家や、維持費のかかる車はほとんどの場合、資産ではなく負債にカウントされるんです。
 
資産とは何か、負債とは何かを知らなければ、いつの間にか資産が減っている!?ということになりかねません。そういった事態を避けるために、まずは正しい資産と負債の知識を身につけましょう。
 

負債は借金だけではない

まず、負債の意味をきちんと把握しましょう。負債は借金のことだけを指すわけではありません。「財産としてマイナス」であれば、それは負債と呼ばれます。
 
たとえば、土地は財産としてマイナスにならないので、負債にはなりません。しかし、その土地を購入した際にローンをくんだ場合は、そのローンが負債となります。
 
マイホームやマイカーも、同様です。土地と違い、これらはもの自体の価値も減少するため、ゆくゆくは負債となります。大金をかけて購入したのに、それが負債になるというのは納得しづらいですよね。
 

資産と負債を正しく知ろう

マイホームやマンションは資産にならない

家の価値
 
家やマンションは経年劣化するため、購入時と同じ価値を常に維持することは不可能です。資産価値は時とともに下がっていきます。
 
買ったときは3,000万だったマンションが、売るときは2,000万にしかならなかった場合、マンションを3,000万で買っていても資産価値は2,000万になります。ローンが残っていれば、もちろんその額を引くので、資産価値はさらに下がります。そして、年月がたつと、その価値は限りなく0に近づいていきます。
 
そうなるまでに、マイホームなら維持費や修理費、マンションなら管理費や修繕積立金などのお金を支払っています。さらに、ローンには金利がかかるため、実際に買った時の価格よりも多くのお金を払うことになります。こう考えると、家が資産と呼べないというのも納得できるのではないでしょうか。
 

マイカーが負債と呼ばれる理由

では、マイカーはどうでしょうか。高いお金をかけて購入したマイカーは、購入した時点ですでに資産価値が激減します。新車と中古車では大きな値段の差があるので当然です。
 
さらに、マイカーを維持する維持費がかかります。毎月、保険料やガソリン代、駐車場代などがかかります。車の価値がたとえば20万だとしても、毎月の維持費は負債です。車の価値が0に等しくなれば、維持費だけがかかるマイナスの財産になるわけです。
 

じゃあ、資産ってなに?

では、財産がプラスになる、売ればお金になる資産というのはなんでしょうか。前述しましたが、代表的なものが土地です。それ以外にも、株式や債券も資産です。もちろん、銀行などに預金している現金も資産といえるでしょう。

資産と負債を把握して、マネープランを建てよう

バランスシート
 
資産と負債を正しく把握するために、「貸借対照表」をつけることをオススメします。この言葉をはじめて見たという人も多いのではないでしょうか?これは、企業ではバランスシートと呼ばれているものです。
 
具体的には、財産がプラスになるもの(資産)とマイナスになるもの(負債)をリストアップし、資産と負債のバランスを確認するためのものです。純資産を算出したり、財務状況が一目で明らかになります。
 
純資産を指針にして、節約を頑張ったり、資産を増やすためのマネー運用をはじめたりするのですが、これは長期的なものです。
 
一方で、ローン残額や家の相場などは刻一刻と変化していきます。そのため、貸借対照表は、毎月とはいわないでも、一年に1度か2度作りましょう。資産を把握するということは、人生におけるマネープランを正しく設計するために重要なのです。
 

家や車を買うのがダメなわけではない

家や車を購入すると資産的に損だ!だから買うべきではない!ということではありません。きちんと負債の状況を知り、本当の資産額を知ることが大切だということです。
 
あくまでお金の上での話ですから、マイホームやマイカーそのものを購入して得ることのできる様々なメリットがなくなるわけではありません。資産を削ると知っていてもなお、必要であったり、欲しいものであり、それで納得でき満足するのであれば、それは何よりも価値のある買い物です。
 
 

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